先日、算数オリンピックから封筒が届きました。
結果報告書にはまだ早い時期ですし、結果報告書にしては薄い!
何だろうと。
宛先の息子の名前の下に
「ジュニア算数オリンピック奨励」
とあるのが見えました。
奨励賞!?トライアル大会で好きな数字を書いて、一番少なかった人がもらえる賞かなぁ。発表はなく賞品が送られるけど、息子が書いたのは
「0」
0~100までの中で、0と100は誰かが書くでしょう。裏の裏あたりで…。なので絶対にあたらないはず。という話をトライアルの後に息子としました…。
奨励賞というよりラッキー賞みたいな名前だったような気が。
と考えて、もしかして!と思いついたのが、今年、新設された賞かも!?
でも、都道府県の一番なんて、どう考えても息子には無理だ~とスルーしたものがあったはず。
ダイニングテーブルの息子のところに封筒を置いて、大会概要のパンフレットを確認しました。
帰ってきた息子が封筒をあけてみると、
一枚の紙と賞状が♪
賞状をもらったのは、もしや初めてでは!!
でも、「…優秀な成績を収められました…」という説明書きでは、「??」という顔をしていたので、パンフレットを見せて
「すごいね~~」と。
===算数オリンピック大会2021大会パンフレットより===
新設
【都道府県・種目別 奨励賞】
算数オリンピック委員会では、地方参加者のさらなる人材を発掘するため、以下の条件を満たす、都道府県でトライアル各種目1位の参加者に「奨励賞」を贈ります。ふるってのご参加をお待ちしております。
<奨励賞の条件>
①都道府県内で、種目別参加者が5名以上いること。
②都道府県内で、種目別の一位になること。
③トライアルの得点が委員会の定めた基準を上回っていること。
============
読んだらようやく分かったようで、
「トライアルなんだね」
「えっ県で僕より高い点の人いなかったんだね」
と。驚いていました。
(そりゃそーだ。住んでいるところは田舎ですが…県庁所在地は田舎ではなく、進学塾もたくさんあるところです)
多分、同じ点数か、偶然だとは思ったのですが、
「算オリの過去問もしたしね!頑張った結果だよ!」と。
(相変わらず運がいいなぁ♪とはこっそり思いました。東京や大阪だと得点がかなり高くいでしょうし)
横から娘が小さな声で私に
「でも、金メダルはもらえなかったんだよね」
「しっ!、黙っててね」
『うるさい!余計なことは言わないで~(TT)
そのこだわりは大切なのだけど…今はやめて~』
心の中では、息子に聞こえてないよねと、ドキドキしながらも
「すごい!すごい!やっぱり来年はファイナルでの入賞を目指そうよ」と。
たぶん、息子も嬉しかったのだと思うのですが、淡々としていて、心配なのです。日々、マイクラや動画に流されて…。
そして恐ろしいのが、1週間算数をしなかったら、明らかに解けていた問題が解けなくなること。不器用な息子の場合は、毎日し続けて、現状維持なんですよね…。なので、やりたいと思っているのに、やめちゃうのが本当にもったいないです。
休んだら、戻すところから始めないといけません。ですので、励みになる賞状はとても有難かったです!
息子の目標は「ファイナルの点数を来年は今年より良い点をとる」です。
自分で目標を持つことはいいことですが、ちょっとふわっとしているし、勉強するモチベーションとしては弱いかな。
来年も算数オリンピックに参加するのは間違いなので、勉強のモチベーションが下がらないように、声掛けをするのが一番の私の仕事かなと思います。
一番の楽しみは、みんなが選ばない数をあてる「ラッキー数あてクイズ」(今年はゼロにした)らしいですが、勉強せずにクイズにだけ参加するのはやめて欲しいですし、それなら参加費は出せません。今年の参加費は、4,950円でした。
来年はファイナルが会場であればいいなぁと思います!