娘がピンホールカメラが作りたいというので、一緒に作りました。
1週間前に借りてきている理科実験工作系の本の中で見つけた、ピンホールカメラ。
ピンホールカメラは、レンズを使わず小さな針穴(ピンホール)を通った光をフィルムの上に像として写しだすカメラです。初期のカメラと原理は同じです。
本には、木で枠を作って、ペンキで塗って…と、一大工作の手順が(^^;)
木を切るのとかは無理なので、探しだしたピンホールカメラキットでいいか聞いたのですが、「キットはイヤ。作りたい!」と。
娘は印画紙に撮影をして、現像までしたそうですしたが、さすがにそれはムリ!!
色々探したら、トイレットペーパーの芯を使ったものが一番簡単そうな作り方でしたので、ひとまず1回目なので、その方法で作ってみました。
- トイレットペーパーの芯2つのうち、一つをはさみで切り、内側に油性ペンで黒く塗り、テープでとめて、内側用にする。
- トレーシングペーパーを内側用の芯より1.5センチ大き目に切って、切込みをいれて、芯に張り付ける。
- 黒い画用紙を外側用の芯より、芯より1.5センチ大き目に切って、切込みをいれて、外側用の芯に張り付ける。
- 黒い画用紙の真ん中に針で穴をあける(後で調整できるように最初は小さ目)
- 外側用の芯の中に内側用の芯を入れる
作ってみたら、結構かんたんでした!!
娘がするので、時間はかかりましたが、大人なら材料さえあれば、10分くらいでできそうです。
油性ペンで黒く塗りつぶすのは、最初は楽しそうでしたが、終わりくらいには飽きていました(^^;)ほぼ、塗りつぶせていましたが、少し薄かった部分を私がしっかり塗りました。
黒い画用紙は、用意するのを忘れていました…。仕方ないので、折り紙の黒を2枚重ねて、のりではりつけて、それを使いました。
トレーシングペーパーをトイレットペーパーに張り付けるところは、一度、失敗して、「ぎゃーー」と一回わめいていましたが、芯の形に添って、鉛筆でなぞるのはすぐできるし、その周りの1.5センチの円も適当でいいよ~。というと楽しそうに適当な円を書いていました。
明るいところの方がいいらしいので、庭で見てみました。芯の位置を前後にずらすと、大きくなったり小さくなったりするのですが、なかなか見えづらいです。
でも、ピントを合わせると、とか人が見える!
娘も私も大喜び♪
スマホのカメラで芯の中を撮影しました。
娘も喜んでましたが、やっぱり実際のフィルムに写して現像したのが希望らしいです。
フィルムをセットできるピンホールカメラのキットもありますが、キットではダメみたいです…。
キング ピンホールカメラ
私から見ると、これでも充分な気がしますが…。娘は、作りたいのでしょう。チェキのフィルムを使ってみるか、普通のフィルムを挟む!?のかな。
それを目標に、別の形のピンホールカメラをまた作ろうと思います。