ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集「一文力編」が終わりました。
⇒言葉の「係り受け」に特化したふくしま式問題集「一文力編」を開始【小3息子】
絶対不可欠!「言葉の係り受け」に特化した ベーシック・トレーニング
というキャッチフレーズの問題集ですが、まさにトレーニングというような感じで不自然な問題文を直していく「国語版の計算ドリル」でした。
不自然な文から間違いを見つけて直すのは意外に楽しかったようで、途中、難しい問題もありましたが、良いペースで進められました。今回は、口頭でしましたが、次に始める時には、実際に紙に文を書いてしていきたいです。(作文力にもつながるので)
息子が最初できなかった問題は、パート②にありました。パート②は誤読させない文を作るというテーマです。その中の「~のように~ない」という形の文です。
国語は算数のようにできない。
<意味1>算数はできない。
<直した文>
<意味2>算数はできる。
<直した文>A
B
「 国語は算数のようにできない。」という文が算数ができるのかできないのか分からないというのは最初から何となくわかっていました。でも、正しい文章に直そうとすると、こんがらがっていました。口頭でしたので余計に混乱したのでしょうね。。。書かせればよかったですね。
つまずいたので、この問題は日をあけて2回しました。1回目は、例題を見ながら文を直すところまでで、次に進みました。2回目は、少し時間はかかりましたが、自分でできました。
ベーシンク・トレーニング(!?)である「一文力編」で息子がつまずくところがあるなんて夢にも思っていませんでした…。基礎を大切にしないと。
本書の特徴にも
…略… 新井紀子氏によれば、AI(人口知能を)は、80%程度の制度で「係り受け」を解析できるそうです。
と書いてありました。その出典である「AI vs.教科書が読めない子どもたち」は出版されたころに、夫と読みました。
この中に例として問題がいくつか載っていました。そんなに難しい問題ではなかったです。文章を正しく読めば解ける問題ばかりです。知識を問うものでもなく、心情を推し測る問題でもないので、「これくらいの問題なら息子でも読めるでしょう~」と夫に言いました。が、「いやできないと思う」と返事が。
その時は、「そうかな~」と思いましたが、今回「一文力編」が簡単に解けないのを見て、意外に係り受けが分かってないのかとわかっってないのかと実感しました。
と言っても、私も記事を書いていて変な文章だな~けれど直せない…ということは多々ありますが。。。一文力編に出てくる不自然な文章をよく書いています。気づいたら直しているのですが、直さず記事になっていることもありますね。。。
福嶋さんの問題集の特徴ですが、大人でも読むと参考になります。全体的に行間が狭いので、子供にはやりずらそうですが。「一文力編」は、基礎の「一文読み書き力の育成」が目的なのと一番新しく出版されたのもあって、少し見やすい気がします。
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