辞書引き学習をしてから2年
今、小1の息子が、辞書引き学習をしてからおよそ2年経ちました。毎日小学生新聞を購読するより前だった気がするので、2年半くらいかもしれません…。
今では、分からない言葉があると、辞書で調べるのは当たり前のこととなりました。
辞書引き学習は、片っ端から辞書を引いて、ノートに書いていくことだと誤解されていることも多い気がします。
私が考える辞書引き学習は、辞書を引く習慣をつける為の、最初に辞書を引くことを楽しむことだと思います。
息子は、ひらがながまだ書けない時期に始めました。
正しい辞書引き学習は、深谷圭助さんが勧められている方法だと思います。
- 辞書を用意する
- ケースとカバーを外す
- 知っている言葉を自由に探す
- 付箋に番号と言葉を書いて、辞書に貼る
でしょうか。息子は字が書けないので、番号だけ書いて、言葉は母が書いていました。最初の3日間くらいは、言葉を探して付箋をはるとことを集中してしました。それだけで、結構な数の付箋を貼ることができ、辞書って楽しい!というイメージがつきます。
もちろん、誉めますし、目に見えて分かるので、夫に見せて誉めてもらっていたと思います。辞書は、まだ早いのではないかと半信半疑でしたが、適当にページを開いて、言葉を探すのであれば、ひらがなが読めて、絵本をすらすら読めれば、できるので、思っていたより、早い時期からできると思います。
プレジデントファミリーでは、対象年齢が年長~で紹介されていたと思います。
言葉は書いていた方が、後々、調べて2回目に同じ言葉が出てきたときに、「あっ!2回目だ!!」となって、喜んでいました。
半年くらいは、言葉を書いてあげましたが、それ以降は、付箋を貼るだけになった気がします。そして、娘が1歳くらいの頃、シールはがしに夢中になった時期に、付箋は、全部はがしてもらいました。(母がついて)
余談になりますが、手先を器用にする為のシール貼りはよくさせると思うのですが、シールはがし&付箋はがしも手先が器用になると思います。そのおかげか、1歳8か月からお箸で食事をしています。
息子はお箸の持ち方が微妙に違います。言えば治るのですが、私が娘の食事に気を取られていると、変なところに力が…。なおさないと…(^^;)
【追記】6角箸を使わせてみたら、自然になおりました。
初めての辞書は何が良い!?
我が家は、この「チャレンジ小学国語辞典」の第六版が出た後だったようで、第五版が安かったので…第五版を買いました(^^;)
(ベネッセの小学生向け辞典は大きいサイズが標準です。学研の新レインボー国語辞典だとワイド版の大きさになります)
たぶん、辞書引き学習では、最新版を買うことをお薦めされていたと思います。カラー版ではないですが、赤字もあり、それなりに分かりやすかったです。黄色の背表紙でよく写真で見ていた、辞書引き学習後の付箋が大量についた辞書に、我が家の辞書もなりました(^^)圧巻ですよ。ただ、付箋が増えると、使いづらそうだったので、半年後くらいにはずしましたが。
購入した時は、書店で見て、どれも同じように良く、とても選べませんでした。そこで家で見ていて、改定前のものになりました。
息子の様子を見ていて、使っている辞書にいくつか良い点があることに気がつきました。多分、他の辞書も同様だったと思います。
- コラムや が充実している。
- 例文が書いてある
- 小学生の漢字が詳しく載っている(巻末に索引あり)
- ふりがなが全てふってある
- 巻末に、国語の資料が載っている。
今までのところ、旧版で困っていることはありません。この辞書でない言葉は、大辞林で調べています。
漢和辞典もスラスラと引きます
漢和字典は年長の終わりに渡しました。家にあったものなので小さく、また買ってあげようと思っていたのですが、結局、普通に使いこなしているので、そのままです。ふりがなはついてなかったと思います。
最初に、使い方の説明をしました。1年生の漢字は普通に読めていたのと、国語辞典や図鑑、地図などで索引を使って調べるのに、慣れていたので、すぐ使えるようになりました。
もうすぐ、漢検9級ですが…書くのは、まだ相当あやしいです(><)
サピックスの「サピ漢」を購入する予定でしたが、変なことにこだわっていくので…ひとまず、保留となっています。まだ息子が読みたそうなものも、家にたくさんあるので、そちらか読んでもらいます。
漢和辞典、小学生用が便利だと思います。1、2年生の漢字だと、国語辞典で調べるのですよね…。悪くはないのですが。
国語辞典と漢和辞典で語彙力と漢字力が向上
言葉力1100を学習に取り入れて使っていますが、辞典を使うと言葉の量は、圧倒的に広がります。子どものタイプにもよると思いますが。
辞書引き学習をしていたら、近くの言葉もついでに読むという習慣になるので、読書とともに、辞書を引く習慣は、とても言葉を増やすことにつながると思います。
そして、言葉は、何度も出会う、使ってみるという経験によって身につくものだと思うので、いろいろなものを通して、言葉の使いみちを理解していってもらいたいです。
昨日は、歴史の言葉が、調べた言葉の近くにあったみたいです。社会の資料を探して、フォローしないと。興味を持った時が、やり時かな。
ニュースに出る単語も算数の単語も!知らない言葉は辞書で調べる
「~って何?」と聞かれると簡単に、説明しますが、すぐに、「辞書ひいてみて~」で息子に調べてもらいます。
しりとり遊びで自分から辞書をひき始めた!
年長の時ですが、しりとりをずっーっと(1時間くらいかな)続けていくと、知っている言葉がなくなります。
その時、「辞書で調べていい?」と聞いてから、辞書で調べたりもしました。
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