質問を頂いたので、その回答になります。
以前、息子が使った問題集の比較記事です。
「最強ドリル図形」と「中学入試図形問題完全マスター」
二つの問題集は目的がそれぞれ違うので比較しにくいのですが、特徴を並べてみます。
難易度でいうと、オレンジの「図形問題完全マスター」の方が「最強ドリル図形」より易しいです。
入試基礎固め~中堅校対策を少しというレベルです。
図形問題完全マスター
対象:中学入試の基礎固めをしたい人としているようです。
例題:公式などを確認
練習問題:公式を使って解ける発展問題
最強ドリル図形
上記の完全マスターは一般的な普通の問題集ですが、「最強ドリル図形」は図形分野を解くために必要な能力のうちの「認識力・洞察力」を身につけることに的を絞った問題集でした。
図形を学ぶ上で必要な能力
①定義や公式を覚えて理解する。公式を適用して作業する
②複雑な図形の中に自分の知っている基礎的な図形をさっと見つけ出したり、対称性を発見したりする(つまり、図形のなりたいをさっと見抜く)認識力・洞察力を身につける
③抽象的な思考で、図形を論理的に分析していく
本書の使い方より
息子が、認識力や洞察力が身についたかは微妙ですが、息子ができない問題を一緒に解いていたら、何となく図形が見えるようになりました。
3.本書が対象とする利用者
・図形の問題にいまひとつ自信がなく、計算分野に比べて苦手だ
・補助線を引くことが苦手で応用力がないといわれる
・基本的な公式まではわかるが、その後ももっと力をあげるために何をしてよいのいか分からない
・解き方を教えてもらえばわかるが、なかなか自力で問題が解けない7
公式や基本事項を系統だてて解説した本ではないので、ひととおり基本を理解したうえで使ってください。
「最強ドリル図形」は、アマゾンのサイトに詳しく説明されているので、参考にしてみてください。